基本的に、人が活動と休息を繰り返すためには体内時計が基準となっています。
そのため夜勤のある仕事をしている人は生活が不規則になりやすく、頭を悩ませている人も多いです。
生活リズムが不規則になってしまうと、様々な疾患に繋がってしまう恐れがあるため、早めの対策が必要になります。
夜勤で働く人の中には酷い疲労を訴える人もいれば、そこまで疲労を感じない人もいるようです。
では、どうしてこのように人によって疲労感が異なるのでしょう。
そこには、睡眠時間が大きく関係しているといわれています。
夜勤明けであっても十分な睡眠さえ取れれば疲労も溜まりにくく、すぐに疲労回復することができるでしょう。
しかし、夜勤明けから帰宅してもなかなか寝付けない人も多く、寝ないといけないことは分かっているのに寝ようとすればするほど眠れない。
この状態に焦りを感じてしまうため、肉体的にも精神的にも辛い状態になり、疲労感が倍増してしまうのです。
そんな状況から脱するためには、まず帰宅する際に日光を浴びないようにすることがとても重要なポイントとなります。
実は、人が日光を浴びると眠気を誘うメラトニンの分泌が低下してしまうといわれています。
このことが、夜勤明けに眠れないという状況に大きく関わってきているのです。
夜勤明けで眠れないと、次の日の仕事にも影響し、疲労を抱えたままの状態になるのでとても辛い状況になります。
夜勤明けにしっかりと疲労回復するためにも、日光を浴びないように帽子や日傘を活用し帰宅するようにしましょう。